クリーン・エコ農業の取組み[女満別の農業]
1.土づくりを基本とした取組み
当地区では、JAと町行政が一体となって、緑肥作物の作付奨励を実施しています。緑肥作物は、堆肥と同等に土づくりに効果的な有機物であり、毎年8月小麦の収穫後に種を蒔き、10月下旬には畑にすき込む込みます。緑肥を作付することで微生物が活性化し、土が軟らかくなり、作物が生育するのに必要な土中酸素、保水力が上がりますので、品質が良くなり、収量が上がります。
また、土壌分析診断にも積極的に取り組んでいます。土壌の状態を知ることで無駄な化学肥料を減らすことが可能ですので、環境に配慮した農業に取り組むことを目指しています。
2.安心・安全な農産物生産に向けた取組み
(1)農薬飛散防止対策
当地区では、農薬を安全使用に向けて、風量、風向きが一目でわかる「ドリフト防止旗」を設置し、対象外の作物に農薬が飛散しないよう徹底しています。
(2)栽培履歴の作成
JAでは、作物を出荷する際に、農薬が適正に使用されていたかを必ずチェックし、消費者に安心な農産物をお届けしています。